はげ(AGA)は改善できるか?”はげ”を治療する方法について紹介!

  • 2022年6月29日
  • 2023年10月29日
  • AGA
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はげ治療について


現代では、約3割の男性がはげ(AGA)で悩んでいるといわれています。
男性だけでなく女性でも、約1割の方が薄毛を気にしているという調査結果もあります。
はげとAGAはよく似た症状です。

AGAには男性ホルモンの1種であるテストステロンが関係しています。
年齢に関係なく進行するのがAGAです。
放置するとどんどん進行してしまうので、早めの治療が必要です。
これに対して、年齢に伴い進行していくのが、はげといわれる症状です。

本記事では、はげ(AGA)について以下の点を中心にご紹介します。

  • はげのタイプ
  • はげの原因
  • はげの対策

はげ(AGA)は改善できるかについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

はげの主なタイプはO型、M型、U型


はげのタイプにはどのようなものがあるのでしょう。
はげのタイプは主に以下の3つに分けられます。

  • O型
  • M型
  • U型

それぞれ説明します。

O型

O型のはげ方の症例としては、以下のものがあげられます。

毛が細くなった 毛のコシがなくなってきた
毛の生えかたがまばらになった 地肌の露出が増えてきた
抜け毛が増えた セットが決まらなくなってきた

額からではなく、つむじ付近から髪が薄くなっていくのがO型といわれるはげ方です。
上から見たとき、アルファベットのOの字に見えるのが特徴です。
AGAの場合、O型AGAの可能性が高いです。

女性の薄毛に多いのも、O型といわれています。

O型のはげ方の場合頭頂部のため鏡では見えづらく、自分では気づかないことが多いです。
人から指摘されて気づいたという方が多いのが特徴でもあります。

M型

M型のはげ方の症例としては、以下のものがあげられます。

毛が細くなった 毛のコシがなくなってきた
毛の生えかたがまばらになった 地肌の露出が増えてきた
抜け毛が増えた セットが決まらなくなってきた
フケ・かゆみ 薄毛

おでこの左右の生え際から後退していくのがM型といわれるはげ方です。
おでこの左右に剃り込みを入れたように見えるのが特徴です。

M型の場合、20代でも進行していくケースが多いといわれています。

年齢に関係なく悩む方が多いのも特徴の1つとしてあげられます。

AGAの場合は、放置するとそのままU型のはげに繋がってしまうこともあるため、早めの治療が必要です。

U型のはげ方の症例としては、以下のものがあげられます。

毛が細くなった 毛のコシがなくなってきた
毛の生えかたがまばらになった 地肌の露出が増えてきた
抜け毛が増えた セットが決まらなくなってきた
フケ・かゆみ 薄毛

O型のはげ方とM型のはげ方が同時に広がるのがU型のはげ方の特徴です。
ですから、O型とM型の症例と同じことが多くなっています。
どの角度から見ても髪が薄くなっているのがわかるので、とても厄介です。

U型の場合、後頭部と頭の左右にしか髪が残らないので、見た目も「はげている」という印象が強くなってしまいます。
上記以外でのはげ方の種類では以下の3つがあげられます。

  • AGA(男性型脱毛症)
  • FAGA(女性男性型脱毛症)
  • 円形脱毛症

AGAとは、男性型脱毛症とも呼ばれるものです。
AGAは、男性ホルモンの1種であるジヒドロテストステロンが髪の成長を阻害するために起こるものです。
産毛が成長し、抜け落ちるまでには一定のサイクル期間があります。
AGAでは、産毛が成長する前に抜け落ちてしまうので、薄毛に繋がるのです。

FAGAとは、女性特有の脱毛症のことで、女性型男性型脱毛症とも呼ばれます。
女性ホルモンが減少し、男性ホルモンが増えることによって起こります。
ストレスや産後など、女性ホルモンが減少しているときに起こるともいわれています。

円形脱毛症とは、脱毛部分が丸い形になっているのが特徴のはげ方です。
一般的に、脱毛箇所が丸くなっているものが1つ、または複数あるものが「通常型」と呼ばれます。
頭の左右から後頭部にかけ、帯のように脱毛しているものを「蛇行型」と呼びます。

円形脱毛症の種類には、上記に加え、頭全体の毛が抜けてしまう「全頭型」や、身体全体の毛が抜けてしまう「全身型」などもあります。
いずれも原因は分かっていませんが、自己免疫疾患の1つとされています。

はげの原因は?


ではいったい、はげの原因にはどのようなものがあるのでしょう。
主なはげの原因には、

  • 遺伝
  • 頭皮環境
  • 生活習慣

などがあげられます。
それぞれみていきましょう。

遺伝

はげの原因の1つに、遺伝があります。
「父親がはげているから自分もはげるかもしれない」と思ったことのある方は多いでしょう。

ですが海外の研究では、はげの原因は父親ではなく母親から遺伝することがわかっています。
遺伝でのはげには、アンドロゲンと呼ばれる男性ホルモンが関係しています。

これはX染色体の中にある男性ホルモンです。
X染色体は、男性は母親からしか受け継ぐことができません。
ですから、はげに関わる遺伝は父親より母親の影響がより強いという結果になるのです。

ですが、父親がはげているけど、母親がはげていないから大丈夫と安心は禁物です。
父親がはげている方は、はげていない方よりも遺伝してしまう確率は高くなります。
女性でも「遺伝してしまうかもしれない」と心配になったことのある方はいるかもしれません。
家族にはげの方がいた場合、遺伝する可能性は0ではありませんが、非常に低いといわれています。

女性の薄毛の場合、主な原因はストレスや女性ホルモンの減少になります。

頭皮環境

頭皮環境も、はげてしまう原因としてあげられます。
頭を触って、手にフケがついたり粉のようにフケが落ちてきたりする場合は、頭皮環境の悪化が疑われます。
フケには、脂性のフケと乾性フケの2種類があります。

脂性のフケは、湿り気がありベタベタしています。
大きなかたまりになっているのも特徴です。
主な原因は、シャンプーなどのすすぎが不十分なことが挙げられます。

乾性フケは、白くて細かい粉のようになっているのが特徴です。
乾燥して、カサカサしていています。
頭皮が乾燥している、頭を洗いすぎているなどの原因が考えられます。

また、頭皮環境には食べ物も影響していることがあります。
動物性脂肪の多い食べ物やインスタント食品を多く摂取することで、血中コレステロールが上がります。

血中コレステロールがあがることで血液がドロドロになり、身体の血の巡りが悪くなります。

身体の血の巡りが悪くなることで、髪に必要な栄養が行き届かず、細くて抜けやすい毛質になってしまうのです。

生活習慣

生活習慣は、はげてしまうことに大きく影響しています。
生活習慣が与える影響には、

  • 過度のアルコール摂取
  • タバコ
  • 睡眠不足
  • ストレス

などがあります。

適度なアルコール摂取は精神面にも良いとされており、髪への影響もありません。
しかし、アルコールの摂取量が多くなることで、身体の血流量が減ってしまいます。
血流量が減ることで、身体の細胞にダメージを与えてしまいます。
もちろん髪細胞への影響もあるので、脱毛が進んでしまうのです。

タバコに含まれている物質には、タールやニコチン、一酸化炭素があります。
これらの物質はいずれも有害物質で、心筋梗塞や動脈硬化などを引き起こすことで知られています。

タバコに含まれている有害物質は、血管を収縮させてしまいます

また、血液中の酸素量を低下させてしまうこともわかっています。
身体へ酸素が十分に行き届かなくなることで、髪に必要な栄養が供給されなくなってしまいます。

さらにタバコには、ビタミンCを破壊してしまう作用があります。
ビタミンCは髪の成長には欠かすことのできない栄養素です。
タバコが髪に与える影響は非常に大きなものとなっています。

睡眠不足は成長ホルモンの分泌に影響を及ぼします。
成長ホルモンは、入眠後3時間程度経過したころに分泌されます。
睡眠不足によって、成長ホルモンの分泌が不十分になることで頭皮の環境を整えられず脱毛に繋がってしまうのです。

日常生活では、さまざまなストレスがあります。
多くのストレスを感じることで自律神経のバランスが乱れます。
自律神経のバランスが乱れ、精神的な緊張状態が長く続くことで、血管の収縮や血流の低下を引き起こします。
血流が低下することによって、髪に十分な栄養が行き渡らなくなり、脱毛を促進させてしまうのです。

はげの対策


では、将来はげないためにできる対策はあるのでしょうか。
以下の点からみていきましょう。

  • 生活習慣の見直し
  • 質の良いシャンプーの使用
  • 適度な運動

生活習慣の見直し

生活習慣の見直しでできることには、食べ物の改善があります。
なぜなら、髪の毛は食べ物から摂取した栄養素から作られているからです。

髪に必要な栄養素として代表的なものに、ミネラル、ビタミン、タンパク質があります。

薄毛が気になる方は、これらの栄養素を積極的に摂取することをおすすめします。

タンパク質には動物性タンパク質と植物性タンパク質があります。
摂取カロリーが気になる場合は、カロリーの低い植物性タンパク質を摂取しましょう。

また、疲労の蓄積や睡眠不足も髪の成長には大敵です。
十分な睡眠で、1日の疲れを癒すことが必要です。
質の良い睡眠のためには、寝る前のカフェイン摂取やアルコール摂取は控えましょう。

お腹が空いたからと寝る前に食事を摂るのも、質の良い睡眠の妨げになります。

食べた物を消化するまでの時間は、約3時間と言われています。

食事は、睡眠の3時間前には終わらせておくことをおすすめします。

質の良いシャンプーの使用

髪に良い頭皮環境のためには、自分の地肌に合ったシャンプーを使用することが大切です。
ここでは、はげ対策におすすめのシャンプーを2つのタイプから紹介します。

脂性の方におすすめ「マーロ薬用デオスカルプシャンプー」

夕方になると頭皮がベタベタしてくる脂性の方におすすめのシャンプーです。
皮脂を抑えるイソプロピルメチルフェノールという成分が含まれています。
また、ハーブ由来の成分も含まれているので、洗い上がりもさっぱりとしています。

マーロ薬用デオスカルプシャンプーに配合されている主な成分は以下の通りです。

イソプロピルメチルフェノール ラウロイルメチル-β-アラニンNa液
カキタンニン ホホバ油
メントール アボカド油
ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液 月見草油サフラワー油(2)
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド オリブ油
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液 ヒドロキシエチルセルロース
海藻エキス(1) 水溶性コラーゲン液
海藻エキス(4) ヒアルロン酸Na-2
ビワ葉エキス ソルビタン
ホップエキス グリシン

乾性の方におすすめ「ハグム ナチュラルシャンプー(ティーライフ)」

シャンプー後に頭皮がかゆくなる方や、洗い上がりの髪のきしみが気になる方におすすめのシャンプーです。
泡立ちが良く、すすいだ後も髪と頭皮の潤いを保ってくれます。
無添加・無香料なので、洗った後もかゆくなりにくいです。

ハグム ナチュラルシャンプー(ティーライフ)に配合されている主な成分は以下の通りです。

ラウロイルメチルアラニンNa ココイルグルタミン酸TEA
ラウラミドプロピルベタイン ホホバ種子油
チャ種子油 リンゴ果実培養細胞エキス
スクワラン オタネニンジン根エキス
加水分解シルク ユズ果実エキス
加水分解エンドウタンパク チャ葉エキス
加水分解コラーゲン カンゾウ根エキス
水溶性コラーゲン ソメイヨシノ葉エキス
ヒアルロン酸Na ラベンダー油
クエン酸Na クエン酸

適度な運動 

適度な運動も、頭皮環境の改善や髪の成長には良いとされています。
運動をすることで、血行が良くなったりストレスの解消になったりするためです。
また、AGAに影響する男性ホルモン、DHT(ジヒドロテストステロン)を汗と一緒に排出します。

ですが、運動をしすぎるのは逆に悪影響を与えてしまいます。
激しい運動により、体内で活性酵素が発生すると、髪にダメージを与えるのです。

適度な運動を心がけましょう。

はげ治療までの流れ


ここからは、はげを治療するための流れをご紹介していきます。
はげを治療するためには、クリニックでのカウンセリングが必要不可欠です。

予約

まずはクリニックに予約をしましょう。
自分の行きたいクリニックが決まったら、クリニックのHPから予約フォームで予約をします。
その後、予約フォームで予約した日時にクリニックで受付をします。
受付では、問診票の記入や血圧測定を行います。

クリニックによるカウンセリング 

受付後、専門カウンセラーによるカウンセリングを受けます。
カウンセリングでは、専用のカメラで頭皮の状態をチェックしてもらいます。
頭皮のチェック後は、頭皮の状態に合わせた治療方法や薬の説明をしてもらいます。
治療プランの提案もしてもらえますので、予算なども含めしっかり相談しておきましょう。

受付で記入した問診票をもとに、医師からの問診を受けます。
ここでは医師が直接頭皮の状態や髪の状態を診てくれます。

健康状態で気になることがある場合はもれなく伝えておきましょう。
また、現在の健康状態も問診を受けます。

薬の処方をしてもらったら、医師の指示通り薬の服用を始めます。
診療・通院のペースは、1ヶ月〜2ヶ月おきですが、薬の副作用などの症状が見られた場合はすぐに医師に相談をしましょう。

必要に応じて、メソセラピーや低出力レーザー治療を受けます。
メソセラピーというのは、成⻑期を誘導・維持し、育毛効果が期待される注射のことです。
頭皮に薬剤を注射するため、当日のお風呂やシャワーは控えます。
低出力レーザー治療はクリニックで受けられるレーザー治療のことです。

薬の副作用などがない場合は、医師の指示通り定期的に通院をします。
通院中は、都度頭皮の状態をチェックしてもらいます。
頭皮の状態や薬の服用に問題がなければ、継続して薬を処方してもらいます。

はげ治療の効果

医師

はげの治療を受けて得られる効果はどのようなものでしょう。
治療を始めてあらわれる効果を、治療期間や治療部位に分けてみていきます。

3ヶ月後の効果

はげの治療を始めて3ヶ月後では、抜け毛が増えたと感じる方が多いようです。
これは、治療を始めて髪の成長サイクルを正常な状態にすることで起こる現象です。
髪の成長には一定のサイクルがありますが、産毛が成長できずに抜けてしまうことで薄毛へと繋がります。
このサイクルを正常化するための初期脱毛が治療を始めて3ヶ月頃に起こります。

注意!
薬が効いていないと思って治療を止めてしまわないように注意が必要です。
※効果の感じ方には個人差があります。

3ヶ月を過ぎた頃から、髪が太くなったと感じる方が多くなります。
また、髪にコシが出てきたと感じる方もいるようです。

髪の成長サイクルが正常な状態になってきたことがわかります。
このことにより、全体的に髪が増えたことが実感できるようになってきます。
※効果の感じ方には個人差があります。

一般的に3ヶ月〜6ヶ月程度で効果を実感する方が多いですが、満足して治療をやめてしまうのは危険です。
なぜなら、根本的な髪の成長サイクルの乱れが改善されていないからです。
どこで満足するか、何歳まで治療を続けるのかは人それぞれです。

医師と相談しながら決めていきましょう。
※効果の感じ方には個人差があります。

はげ治療の効果を実感できる期間

はげの治療効果を実感できるのに要する期間は、どの部位でも概ね3〜6ヶ月程度といわれています。

ですがM型の場合、他の部位よりも治療期間が長くなる傾向があります。
これは頭頂部などに比べ、額付近の毛細血管が少ないためです。

髪が成長するための環境が他の部位に比べて良くないことが原因となります。
※効果の感じ方には個人差があります。

はげ治療の薬


はげ治療の薬には、処方薬以外にもさまざまな種類があります。
それぞれの注意点や効果について解説します。

市販薬

はげ治療の薬は、ネットやドラッグストアなどで購入することができます。

例えばミノキシジルは、ドラッグストアで購入可能です。
また、ドラッグストアの通販サイトでも購入することができます。
ドラッグストアでは、薬剤師がいる時間帯しかミノキシジルの購入はできません。
ミノキシジルは第1類医薬品だからです。

ミノキシジルについては、クリニックから処方されたものでもドラッグストアで購入したものでも、成分は変わりません。
ですので、効果には差はありません。
ですが、市販薬で医薬品であっても、100%安全とは言えません
当然、副作用が現れる可能性があります。

クリニックを受診している場合には、医師に相談し、適切な指示をもらうことができます。
市販薬ではすぐに医師に相談できないというデメリットがあります。

はげ治療の内服薬には、プロペシアやザガーロなどがあります。

いずれも厚生労働省から認可されている内服薬です。

また、ジェネリック医薬品として、フィナステリド錠も開発されています。

効果には個人差がありますが、平均して6ヶ月程度の服用で実感している方が多くなっています。
ごく僅かですが、性欲減退やリビドー減退、肝機能障害などの副作用が報告されています。

現在、はげ治療の外服薬で主に使用されているのはミノキシジルのみとなっています。
ミノキシジルは、第1類医薬品と位置づけられています。
第1類医薬品とは、副作用が起こる可能性が最も高い医薬品のことです。
このため、ドラッグストアでの購入の際も、薬剤師の説明が義務付けられているのです。

副作用が高いものですので、購入する際はクリニックで相談することをおすすめします。
例えば、ミノキシジルを使用しながら他の内服薬も使用して効果を高めたいと思うこともあるかもしれません。
もちろん、薬の兼用は可能です。
プロペシアで抜け毛の進行を改善しながら、ミノキシジルで発毛を促すこともできるでしょう。

ですが、プロペシアで副作用があった場合、兼用でミノキシジルを使用すると副作用へのリスクも高くなってしまいます。

薬の兼用をする際にも医師への相談は大切になってきます。

はげ治療クリニックの費用相場


クリニックではげ治療を受けると、高そうというイメージがある方は多いと思います。
ここでは、

  • 維持予防
  • 発毛・育毛
  • 高度な治療

に分けて、費用の相場を解説していきます。

維持予防

はげを維持予防する場合、主に内服薬での治療が行われます。
主な治療薬の種類としては、フィナステリド、デュタステリドがあります。

薬の種類によって費用は違いますが、相場は3,000円〜1万円程度です。
薬の種類、治療用途、費用をまとめると以下の通りです。

治療薬 治療用途 費用
フィナステリド 脱毛抑制薬 3,000円〜5,000円/月
デュタステリド 脱毛抑制薬 7,000円〜1万円/月

発毛の治療では、主に内服薬や塗り薬での治療が行われます。
主な治療薬の種類としては、ミノキシジル(塗り薬)、ミノキシジル(内服薬)、メソセラピーがあります。

薬の費用相場は、5,000円〜8万円程度です。
薬の種類、治療用途、費用をまとめると以下の通りです。

治療薬 治療用途 費用
ミノキシジル
(塗り薬)
・頭皮に塗る発毛促進薬
・毛が増えるよう働きかける
5,000円〜1万円/月
ミノキシジル
(内服薬)
・内服の発毛促進薬
・全身多毛症の副作用から国は非推奨
5,000円〜1万2,000円/月
メソセラピー ・栄養分を頭皮に浸透させ発毛促進を促す
・まだ検証中だが効果がある人も
2万円〜8万円/回

上記以外の治療方法として主なものには、自毛植毛があります。
自毛植毛は、後頭部などの目立たない場所から自毛を移植する治療方法です。
AGAや加齢による薄毛が進行してしまった場合に行われることが多いです。

費用相場は増やしたい量で決まりますが、総額40万円〜130万円程度となっています。

はげ治療は保険適用できる?


はげ治療に保険が適用できるかどうかは、症状によって変わります
AGA治療や薄毛治療の場合は、保険適用外となります。

保険が適用される治療には

  • 円形脱毛症
  • びまん性脱毛症
  • 脂漏性脱毛症

があります。

ですが、これらの場合も治療の内容によっては保険が適用されないこともあります。
はげ治療に保険が適用されないのは、自由診療であることが理由としてあげられます。

自由診療というのは、日常生活を送る上で治療をしなくても困らない病気であるということです。

注意!
発熱や風邪などは、治療をしなければ身体に影響を及ぼす可能性があります。

ですが、AGAや薄毛の場合、そのことが原因で日常生活に影響が出るとは考えられていません。

このような理由から、はげ治療には保険が適用されないのです。

はげ治療をおすすめできない方は?


はげ治療は誰でも受けられるものではありません。
治療を受けるのが困難な方や、医師との相談が必要な方について説明します。

長期で治療を行うのが困難な方

AGAや薄毛は長期の治療が大切です。

注意!
効果が実感できたからといってすぐに治療をやめてしまうとまた薄毛が進行してしまいます。

なんとなく治療を開始してしまうと、毎月の通院が負担になるかもしれません。

また、診察代や薬にかかる費用など、思った以上の出費となってしまいます。
通院や出費の負担の感じ方には個人差がありますが、治療を開始する前に、クリニックでしっかり相談することをおすすめします。

治療をやめたいと思った場合も自己判断でやめてしまうのではなく、医師と相談し、医師の指示に従いましょう。

疾患がある方

はげの治療薬は、肝臓で代謝されます。
ですので、肝機能障害のある方は服用ができません

また、他の疾患などで服用している薬がある方も注意が必要です。
基本的にはげの治療薬には、併用が禁忌の薬はないといわれています。
ですが、他の疾患の常用薬では、飲み合わせに注意が必要なものもあります。
肝臓などに疾患のある方、常用薬がある方は事前に医師に相談することが大切です。

疾患の程度や常用薬の種類には個人差がありますが、必ず医師の指示に従いましょう。

妊娠中の方

妊娠中の方は、はげの治療薬は使用できません。
中には、触れるだけでも胎児に影響を及ぼすものもあります。

はげの治療薬には、女性の使用が認められていないものもあります。
フィナステリドやデュタステリドは、原則として女性は使用できません。
フィナステリドやデュタステリドには皮膚から吸収される成分が含まれています。

妊娠中の女性がこれらの薬に触れてしまうと、胎児に影響を及ぼす成分が皮膚から吸収されてしまうというわけです。
男性が治療を受けている場合、パートナーが触れてしまわないように取り扱いには十分注意しましょう。

自己判断はせずに、医師の指示に従うことが大切です。

はげ治療をする際の注意点

医師

はげ治療を受ける際に、注意することには何があるのでしょう。
注意点や対処法について解説します。

続けること

基本的に、一度薄毛が進行してしまうと完治することはありません
1ヶ月が経過した頃に抜け毛が酷くなったからといってやめてしまわないことが大切です。
また、6ヶ月程度経った頃、髪の状態が良くなって量が増えてきたと感じたからといって治療をやめることも避けましょう。
はげ治療を途中でやめてしまうと、また薄毛が進行してしまいます。
年齢を重ねて、薄毛が気にならなくなったなど、自身が納得できたときに医師と相談をして治療をやめることをおすすめします。

はげの治療薬は、はげの進行の度合いによって使用方法が変わってきます。
進行が初期の段階では、今以上脱毛を進行させない薬を使用することが多いです。
頭皮の露出が目立ち始めている方は、発毛の効果が期待される薬の使用がおすすめです。

また、体質によって使用できる治療薬も変わってきます。
いずれの場合も、医師としっかり相談して使用する薬を決めていきましょう。

はげの治療薬では、さまざまな副作用が報告されています。
主な副作用は以下の通りです。

性欲減退 勃起不全
肝機能障害 倦怠感・食欲不振
頭皮のかゆみ・かぶれ 立ちくらみ・めまい
動悸・息切れ 多毛症

副作用は薬の種類で違いますが、いずれの場合も異変を感じたら速やかに医師に相談をしましょう。
副作用が長引く場合は服用の中止も考えなければなりません。

はげ治療に関するよくある質問


ここからは、はげ治療に関するよくある質問をご紹介していきます。
同じような疑問をお持ちの方もいるかもしれません。
ぜひ参考にしてください。

はげのクリニックによっては効果が変わってきますか?

ラク痩せラボ運営本部
はげの治療は、皮膚科、美容皮膚科、AGA治療専門クリニックで受けることができます。
皮膚科では主に薬物療法を行います。

使用している治療薬は、プロペシアやミノキシジル、ザガーロのみというところが多いです。
皮膚科では、メソセラピー治療や自毛植毛などの治療は行っていません。

美容皮膚科は、主に美容に関する治療を目的としています。

薬物療法では、プロペシアやミノキシジル、ザガーロを使用しているところが多いです。
また、ジェネリック医薬品が選べる美容皮膚科もあります。

メソセラピーや自毛植毛などは行っていないところが多いです。
AGA専門クリニックでは、薬物療法やメソセラピー、自毛植毛など、さまざまな治療を行っています。
薬や治療の種類が豊富ですので、自分に合った治療を選ぶことができます。
薄毛治療を専門としているので、さまざまなプランを選ぶことが可能です。

はげ治療に副作用はあるの?

ラク痩せラボ運営本部
ここでは一例としてミノキシジルの副作用をあげています。
ミノキシジルの使用で報告されている副作用は以下の通りです。

外用薬の場合

  • 頭皮のかぶれ、赤み
  • 頭痛
  • めまいや動悸

内服薬の場合

  • 全身の多毛症(毛が濃くなる)
  • 血圧低下、心不全
  • 動悸、息切れ、呼吸困難
  • 手足のむくみ、体重増加
  • 肝機能異常

ですが、これらの副作用が起こる可能性はごく僅かです。
ミノキシジルを含めたはげの治療薬で起こる副作用の確率は数%程度です。

もし副作用がみられた場合には、速やかに治療薬の使用をやめ、医師に相談してください。

はげ治療は途中でのキャンセルはできるの?

ラク痩せラボ運営本部
基本的にはげ治療のキャンセルはできるようになっています。


プランによってはローン契約をすることも考えられます。
途中でキャンセルを希望した場合、違約金が発生しないクリニックもあるようです。

ですが、内服薬での治療を行なっていた場合、急に服用をやめると身体への負担などのリスクを伴うこともあります。
また、クリニックによっては違約金が発生する場合もあるようです。

もしものときのことを考えて、治療開始前に相談しておくことをおすすめします。

はげ治療に通うペースはどのくらい?

ラク痩せラボ運営本部
はげ治療でクリニックに通うペースは、基本的に月に1回です。


月に1回クリニックで経過を診察してもらい、薬の副作用などがなければ、同じ薬を処方してもらいます。
抜け毛の進行を抑えた治療では、2ヶ月〜3ヶ月に1回のペースで良いクリニックもあるようです。

はげは個人で治療できるの?

ラク痩せラボ運営本部
はげ治療が個人でできるかどうかは、はげ方の原因によって変わってきます。


過度なダイエットや生活習慣が原因である場合は、原因を改善することで進行を抑えることができることもあります。
ですが、病気や加齢が原因の場合は個人では治療が不可能です。

いずれの場合も、個人での治療はかなり困難なことが考えられます。

はげ治療のまとめ


ここまではげ(AGA)についてお伝えしてきました。
はげ(AGA)の要点をまとめると以下の通りです。

  • はげのタイプには、主にO型、M型、U型がある
  • はげの原因には、遺伝、頭皮環境、生活習慣などが考えられる
  • はげの対策には、生活習慣の見直しや質の良いシャンプーの使用、適度な運動などがあげられる

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。